平成29年6月 しんそう療方 大坂研修会

 

平成29年度の大坂研修会が6月の24日(土)、25日(日)に大阪コロナホテルで開催されました。

研修会前のミーティングでは、しんそうをもっと広めたい!みんなに知ってもらいたい!という思いが強い先生方が集まり、「しんそうを語る会」と題し、それぞれの体験から感じたことを話し合い、しんそう士としての意識を高め、情報等を共有するためにみんなで意見を出し合います。

研修会が始まる前、みんなで共通の認識を確認できる大切な時間です。

 

そして、いよいよ6月度の”しんそう研修会”本番です!

【土曜研修】

 今月は高等科、古川先生のお話しから。

先日、スポーツをされていて肩こりがひどい患者さんに施術をした際、姿勢の崩れがとても綺麗に改善されて、「日頃の練習の成果を感じることが出来た。」というお話しがありました。

日頃からご夫婦で熱心に研修会に参加されている先生のお話しに、改めて日々の積み重ねの大切さを再確認できました。

 

そして、今月は東京研修会でご活躍されている梅原先生も参加され、プラシーボ効果の話しを交えながら、心と生活についてお話しをしてくださいました。

 

松本先生の講義

努力を続けることで自信に繋げ、生き生きと精一杯頑張ることの大切さ。また、自分自身をいろんな角度から客観視し、相手と調和しながら誠実に向き合うことの大切さ等、しんそう療方をしていく上で、大切な心、意識についての講義をしてくださいました。

 

今月の土曜日の技法は、手を操作して身体の形を治していく調整法でした。

理事の松本先生から模範を見せていただき、注意点等の説明の後、各班に分かれて技術練習が行われました。

みんなとても熱心に練習に取り組んでいました。

 

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【日曜研修】

 

この日は初めに水野先生が”しんそう理念”を読んで下さり、心を落ち着かせて初心に立ち返ることから研修会が幕を開けました。

 

基礎科の村田先生。定期的に施術をしていた顎関節症の患者さんから、噛み合わせに変化が出てきて、飲み物も飲みやすくなったという感想をもらった話しをして下さいました。

基礎科の先生方も日々頑張って自己研鑽されてます。

 

今月はしんそうを学ばれて2年になる高等科の先生による症例発表でした。

 

身内の方へ施術した時の症例で、施術前は何処となく落ち着きがない様に見えた方が、施術後翌日になっても落ち着いて身体が安定しているように感じたという患者さんの様子や、より良くなってもらう為に養生の重要性を伝える事の大切さを今回感じたと、自身で勉強になったことを発表してくれました。

 

 

今月の解剖学講座は、しんそう芦屋山手の吉野先生が肩甲骨の動きについて詳しく、実際の動きを感じながら分かりやすく解説してくださいました。

基礎科生の皆さんもモデルの藤原(ふじはら)先生の肩甲骨の動き見て、自分の動きを感じて、イメージがしやすく勉強になったと思います。

 

代表の水野先生の講義。

”観察”についてお話しをして下さいました。

いろんな情報から物事を観察し、自分の成長にどう繋げるかというお話しをして下さり、技術面やコミュニケーションに至るまで大変勉強になりました。

 

 

今月の技法は、フロッグ調整法です。

単純な動きに見えますが、奥が深い調整法です!

模範を見せていただいたあと、各班に分かれて技法の練習を始めました。

皆さん、真剣に、楽しみながら、とても熱心に学ばれています。

 練習後に今日気づいたこと、理事の先生からのアドバイスをみんなで共有します。

 

 

 

6月度の研修会も、あっ!という間の2日間でした。

毎月本当に勉強になります。来月も楽しみです!

しかし、まず、学んだことをきちんと復習して、また自分を磨きながら充実した日々を過ごしましょう。

今月も研修生全員が熱心に充実した研修だったと思います。

 

ありがとうございました。

 

 

7月の研修会は、22日(土)、23日(日)です。

 

研修会の見学などの質問については、

しんそう大坂会 本部

電話 (06)6195-6884 まで

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