平成28年11月 しんそう療方 大坂研修会

 

 平成28年11月のしんそう療方 大坂研修会が、26日、27日に

大阪コロナホテルで行われました。

 

 

毎月、土曜日の研修会の前には、高等科以上の先生方が集まり座談会が行われます。 

今回は、開業して3ヶ月目の先生と1周年目の先生のお話しを伺ったあとに、開業20年以上になる理事の松本先生のお話しを聞かせていただきました。

たくさんの方の笑顔を取り戻してこられたぶんだけ、たくさんの苦痛を見てこられてきた先生の経験談やアドバイスは、たいへん有難く有意義でした。

 

【土曜研修】

 

竹内先生の講義

先月の続きで、会長先生が しんそうに込められた想いをしんそう訓の言葉一つ一つの意味を深く考え、竹内先生自身が解題されたことを話されました。

 

 

今日の技法は、足の技です。

 

伏臥位の受者に対して、術者はポイントに軽い刺激を与えるだけで、身体の形と動きが回復します。

受者は、どこを動かされることもなく軽く指で触れられたような感覚なので、今回、初めて習われた先生方は、驚かれたのではないでしょうか。

 

研究科では、今年、例年の研修メニューには無い技が3つあり、しっかりと研究と練習ができているのかの確認を理事の先生がするということで、皆の前で急に名前を呼ばれる形での抜き打ちの実演会がありました!

とても緊張していたようでしたが、理事の先生からチェックと指導をいただいたあと、より精度を高めるために研修生全員、班に分かれて黙々と練習を始めました。

 

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【日曜研修】

 

 

高等科の古川先生から症例発表がありました。

 

症状は、慢性の肩こりや首や指に痺れがあり、正座も正しく出来なくて階段の上り下りも手摺りを使ってやっとの方だったそうで、他にも、膝に水が溜まり、正しく正座も出来ない状態で、うつ伏せでしか寝れなかった方が改善されました。

初回の施術前から毎回の施術後に写真を撮られて、改善までの状態の経過を細かく発表していただきました。

これからもしっかりと勉強を続けて、身体が良くなって喜んでいただける方をもっと増やしていきたいと目標を話されました。

 

 

今月の竹内先生の解剖学は、手の仕組みでした。

手の運動の仕組みの解説と身体の形との関連や練習へのアドバイスをしていただきました。

 

 

水野先生の講義では、不調や症状がある身体の形と動きの異常を主に皮膚や呼吸器系の不調の例を挙げて講義していただきました。

 

 

日曜日の技法は、手の技でした。

 

受者は仰臥位になり、術者は手を曲げ伸ばしして身体全体の形と動きを修復させていきます。

模範実技を見たあとに、さらに理事の竹内先生からご指導とアドバイスをいただきました。

 

講義の内容と今日の技法を繋げて、黙々と練習ができました。

 

今月もとても熱い研修会になりました。

ありがとうございました。

 

 

12月の研修会は、17日(土)、18日(日)になります。

 

研修会の見学などについては、

しんそう大坂会

電話 (06)6195-6884 まで

お問い合わせください。