平成28年8月のしんそう療方大坂研修会が、27日、28日に大阪コロナホテルで行われました。
土曜日の講義は、水野先生が担当してくれました。
しんそう療方には他動検査、静的検査、自動検査があります。
その中の静的検査、自動検査から体の形のフォームを読み取る具体的な見方を話してくれました。
検査で毎回悩んでいる研修生には、大変勉強になる内容でした。
土曜日の研修技法は、「股関節からの調整法」です。
体の土台である下肢の関節、骨盤、腰椎から全身の調整が可能なすごい技法です。
松本先生が模範を見せてくれました。
ポイントが多い技法なので、研修生も一つの動きごとに確認しながら練習していきました。
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日曜日のしんそう訓は、基礎科の小林さんです。
「去年の夏期研修会では、すごく勉強になりました。
今年も参加しますので、よろしくお願いします。
また今年36歳で、しんそう療方と同じ歳です。」と、嬉しそうにに報告してくれました。
吉野先生の解剖学の講義では、肩関節の内旋外旋運動についての説明がありました。
しんそうの解剖学は、単なる知識に終わらず活きた解剖学です。
日常で使う手足、体幹の動きがどう繋がり、どのように体の形となっていくかが理解できていきます。
今月の内容も内旋外旋と体幹の形など、深い内容でした。
今月の日曜日の研修はしんそう療方のオープンセミナーということで、一般の見学者を交えての研修会をやりました。
そこで内容を一部オープンセミナー用に変えてやっていきました。
症例報告も理事の松本先生が担当してくれました。
腰痛の症例を二つ報告してくれました。
患者さんの動画インタビューもあり、ライブ感覚に溢れた生の症例報告になりました。
日曜日の講義もオープンセミナーということで、しんそうの基本的な考え方である重心非重心の話を竹内先生が話してくれました。
ベテランにはすでに理解している話だったでしょうが、改めて整理しなおす機会になったと思います。
日曜日の研修会技法は、「エルボー調整法」でした。
可動性の良い手から、肩関節の構造異常に合わせて動かしていく、奥の深い技法です。
肩関節の動きを探りながら、練習していきます。
オープンセミナーに参加してくれた方々にも、実際にしんそうの検査、技法を体験してもらいました。
8月は半期の終了月ということで、基礎科、高等科の終了式がありました。
これから高等科、研究科にそれぞれ進級する意気込みを語ってくれました。
今月も残暑に負けない熱い研修会になりました。
9月は夏期特別研修会があるので、通常の研修会は休みです。
10月の研修会は、22日、23日になります。
見学など研修会についてのお問い合わせは
しんそう大坂会
電話(06)6195-6884
までお願いします。
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